入社してからこれまで、
どんな仕事を経験しましたか?
国内線の受電業務からスタートして、入社4年目にはANAに出向し、対面での予約・発券業務を担当しました。その後、間接部門でライン部門業務手順やルールを決めるための関係部署との調整業務を経験し、入社9年目に産休へ。復帰後はコミュニケーターのマニュアルの整備業務を経て、入社12年目にはコロナ対策などのイレギュラー対応時の対応方針を決める調整業務を担当。その後、新しい業務スキルを習得したいと、マイレージのご案内業務に挑戦しました。
現在はどんな仕事に携わっていますか?
現在はマイレージと国内線の2つの業務スキルを活かして、お客様からのお問い合わせに対応しています。マイレージに関しては、ご利用頻度がもっとも高いダイヤモンド会員のお客様にも対応できるコンシェルジュのスキルを取得しています。また、お客様対応業務と並行して、コミュニケーターをサポートするフロアアドバイザーや、チームのマネジメントを行うチームコーディネーターとしても活動しています。
産休・育休を経て、働き方は
どのように変化してきましたか?
育休からの復帰後は時短勤務で働いていました。娘が小学生になってからは、通常よりも勤務日数を少なくできる「短日数勤務」で働いています。お客様対応業務は年中無休、土日祝日の出勤もあるため、娘との時間を作るために、出勤日はフルタイムにし、お休みが増える働き方を選択しました。お休みが増えたことで、平日の学校行事にも出席しやすくなりました。ライフスタイルの変化に合わせて働き方を選択できるのはとてもありがたいですね。
これまでの仕事で、成長のきっかけに
なった出来事を教えてください。
国内線運用に大きなルール改定があった時、コミュニケーターがスムーズにお客様にご案内ができるよう、マニュアルの作成を任されました。しかし、なかなか上司からOKをもらえません。悩みながら何度も再考し、ようやく完成した時に、初めて上司から褒めてもらえました。その厳しさこそ上司からの愛情だったと分かり、教わったことをすべて前向きに捉えられるようになりました。それ以降、上司との信頼関係も深まったと感じます。
仕事をする上で大切にしている
ポリシーを教えてください。
感謝の思いを伝えることです。これまでたくさんの同僚や上司に支えられて成長することができましたし、今は会社の制度を活用してワークライフバランスを大切にしながら働くことができています。そのすべてに感謝し、恩返しをする思いで前向きに仕事に取り組む日々です。それから、常に新しい挑戦や改善の努力を忘れないことも大切にしています。マイレージ業務への挑戦や、業務改善の提案などもそんな思いから始めました。
今後、どのような人財を
目指していきたいでしょうか?
お客様対応を行うライン部門と、それを支える間接部門。私はその両方を経験し、どちらにも課題があることが分かりました。この経験を活かして、みんなが働きやすい環境づくりに貢献していきたいと思います。私自身も経験したように、ライフスタイルの変化と仕事をどう両立していくかは重要なテーマ。若い社員たちがいきいきと仕事を続けていけるように、後輩たちの悩みを聞きながら、多様な働き方の実現に尽力したいです。