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2022.08.01

【社員対談】~男性育休 取得経験者編~

青野 つなぐ

こんにちは。つぐです。
今回は、育休の取得経験がある、男性社員の対談をお届けします。
2児のお父さんでいらっしゃる大藪和真さん、新米パパの田島聡一郎さんです。
とても参考になるお話でしたので、ぜひご覧ください!
トップ写真 左:大藪 和真(2011年入社・CX推進部CX人財開発チーム )/右:田島 聡一郎(2013年入社・事業推進部総務チーム)
(※撮影のため一時的にマスクを外しています。)

—育休を取得しようと思ったきっかけや不安だったことなどを教えてください。
大藪:ANAテレマートは働くママさんが多く、妻側の目線でアドバイスを多くもらいました。アドバイスをもらう中で、自分が育休を取ってサポートできることもあるのかなと思いました。当時は男性社員の育休取得者もいなく、自分が先駆けとして取ってみようかなと思いましたし、最終的には先輩に勧められたことが育休を取得する決め手となりました。
田島:男性育休が世の中でメジャーになる中で、仕事と育児の両立は難しいと漠然としたイメージがありました。子供が生まれてからは、「育児休業取らないの?」と皆さんに言われて、初めての子供だし仕事と両立できるかなと不安もあったのですが、上司に報告した際に「おめでとう。育児休暇取らないの?取るんだったら調整するから言ってね。」と言ってもらえたことが大きかったかなと思います。大藪さんのように育休取得している男性社員の先輩方もいらっしゃいましたし、人事チームからも後押しをいただいて取得しようと決めました。
不安だったことは、自分が休むことで他の人に負担がかかってしまうことが心配でした。上司に育休取得を提案された時に、「フォローも全力でするから、何でも言って」と言われたことが不安解消につながったかなと。育休取得のきっかけと不安解消の部分は上司に背中を押していただいたなと感じます。大藪さんはどうでしたか?
大藪:私は育休取得したのが、東京支店国際グループでお客様対応をする部署に所属していた時で、正直、取得することへの不安はなかったですね。ただ、復職する時の不安がありました。育休を1ヶ月取得したのですが、1ヶ月間仕事をしないなんて、入社後初めてだったので、業務内容を忘れてしまわないかなとか、お客様の対応できるかなとか。実際復職してみると問題なくできました。身体が仕事を覚えてました(笑)

—実際に育休を取得してみてどうでしたか?
大藪:私の場合は出産予定日から育休を取ったので、一番良かったと感じることは、パパママのスタートラインが同じだったことですね。途中から育児に参加すると、後れを取った分、奥さんの方ができるので「やらないでいい」となってしまいますから。二人で何もわからない状態からできたので、第二子が生まれてもあの時一人目の感覚を覚えているなと感じます。
田島:私は子供が生まれてから取得したので、同じタイミングでのスタートはできなかったですが、里帰りしていた妻の実家に毎週行って、おむつ替えや沐浴等、赤ちゃんのお世話は全部やる!と決めて過ごしたおかげで、育休に入ってからもスムーズできたかなと思います。同じタイミングで育休を取ることがベストですが、タイミングがずれたとしても個々の気持ちや行動で埋め合わせができるので、育休は取った方が良いと思います。 育休中は、早く妻に追いつかないといけないという気持ちでいっぱいでした。約3週間取得したのですが、最後の1週間は自分が復職した時の育児をシミュレーションをすると決めていたので、いかに最初の2週間でできることを吸収するかをポイントにおいていました。ちょっと先のことを想像しながら過ごしていたから、復帰した後でもスムーズに育児ができているかなと思います。
大藪:子供が生まれるタイミングの他に、もう一段階変わるタイミングがあると思っています。それが妻が仕事に復帰する時。なので妻が復職する前に、互いに仕事と育児のを両立をするため、仕事の日の過ごし方などを紙に書いてシミュレーションをしました。

—育休を取得して良かったですか?また今後取得する男性社員に伝えたいことがあれば教えてください。
大藪・田島:育休は取得して良かったです。
田島:育休に入る前に、「育休を取得したパパが、家事をしない」とニュースでやっていて、自分はしっかり家事をしようと思いましたね。
大藪:確かにそうですね、本当に真剣に家事や育児をやろうと思ったら、仕事より大変だと思います。小池都知事が、育休を「育業」に変えていくとニュースになっていましたが、確かに「休み」ではないと思います。仕事を休業するだけで、休暇ではないですね。
田島:本当にその通りで、上司にも「育児休業は休みじゃない、仕事してた方が楽だと感じると思う」と言われましたが、本当にそう感じました。例えば、3時間おきに起きるにしても、言葉だけだと3時間眠れると思いますが、実際は1時間ぐらいしか寝れないですしね。
大藪:そうですね。「3時間おき」という言葉の意味があまりわかってなかったです(笑)体感としては1時間おきでしたね。でも、これから取得する男性へ伝えたいことは、育休は取った方が良いです!
田島:私も同感です。その時しかできないことですから。取得できる期間も決まっているので、育休を取りたいと感じているなら取った方が良いですし、制度があって使用できる権利があるので、ぜひ取得してほしいと思います。あとは、育休前に先輩方のお話を聞いてから育休に入ることをお勧めします。
大藪:そうですね。収入の不安を感じることもあると思いますが、あの経験はお金以上の価値があると思います。
田島:全く同感です。夫婦共働きの場合は特に、お互いが正面から育児に向き合える時間を作ることが、今後の為になると思いますし、貴重な時間になると思います!

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青野 つなぐ

東京オフィス 国内線配属2年目エキスパート職社員

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